茶羅さんの体験談
茶羅さん
これは当方が小学4年生の時の話です。
その日は友人Sの誕生日で、同級生Y、友人N、そして当方こ と茶羅の計4人が、Sの家に集まっておりました。
このメンバーは全員心霊話が大好きで、とりわけYとSはかなり強い霊感の持ち主でありました。
最初はSのうちでゲームをしたり、テレビを見ていたりしてい ましたが、しだいに心霊現象の話になっていきました。
しかし、Sの家はあまりその話をする雰囲気ではなかったので 、
当方が 「じゃあ、うちこない?うちは暗い押入れいっぱいあるからさぁ」
と提案したところ、
「そうだね。私茶羅さんの家いったことないし」
「茶羅さん家?いきたい!いきたい!」
「ああ、茶羅のうちね。いいよぉ、広くて」
全員賛成したので、急遽当方のうちに行くことになりました。
Sの家からそれほど時間はかからずに当方の家に着きました。
まずは、2階の自分の部屋に3人を案内しました。
部屋に入るなり、Yが本棚の上にあったおもちゃの救急箱を覗き込みました。
「目が入っている!!!!」
いきなりそれです。
念のためSとNが救急箱の中を覗きましたが、中にはもちろんそういうものは入ってなかったです(当たり前だ)
しかし、それでひるむようなメンツではありません。
家でも一番広く暗い押入れのある、向かいの部屋で怪談を決行することに決めました。
この部屋は結構広く、子供4人でも十分すぎるくらいです。
最初は4人ともやる気十分でしたが・・・・
「あ、あ、ひ、人がいる〜〜〜〜〜〜〜!!」
窓ガラスのほうを見て、またもYが叫びました。
窓ガラスのほうに人なんて当方は見えません。
おまけに窓ガラスの外に人が立つことは不可能です。
今度はSも 「何か”もや”みたいなものが見えるんだけど…」と言い出す状態。
仕方ないのでそこでの怪談はあきらめて、当方の部屋に戻ることに決定しました。
そして、ドアに手をかけ、ドアノブをまわそうをしたとき、開きません。
内側から鍵がかかったように回りません。
メンバーの中で1番力のあるNが回してもだめ、1階にいた母親に回してもらってもだめ、
怪談話どころか、この件で憔悴してしまい、3人と少し雑談をしてその場はお開きとなりました。
3人を送って、今度は1人で自室のドアを開けようとドアノブを回すと今度は難なく開きました。
その場には母親もいましたが、どうしてこうなったのか、結局分からずじまいでした。
しかし、その後1年間は、当方が部屋で寝ていたりするとノック音がしたのに、外に誰もいない。
2階に誰もいないのに歩きまわる音がする。
といった現象はたびたび起きましたが・・・・・
現在でも当方は開かなかった部屋を自室として使っています。
YとSが何かを見た部屋も、現在は妹が使っていますが、これといって不思議な現象はそれ以後起きていません。